2011年5月15日日曜日

ペースターでルーティンワークを効率化(テスト工程編)

ペースターというテキスト入力ツールを愛用しています。
このツールを活用することで、ちょっとした作業を効率化することができます。
このエントリでは以下のアイデアを紹介します。

  1. テスト環境へのアクセス(ブックマーク)
  2. テスト環境へのログイン
  3. フォームへの定型入力
  4. バグレポートへの定型入力
ペースター:

テスト環境へのアクセス

複数のテスト環境がある場合に、それぞれのURLを登録しておくことで、ブラウザのアドレス欄に簡単にペーストすることができます。予め、ブックマークに登録しておけばよいのですが、マルチブラウザ環境の場合にそれぞれにブックマークするのは面倒なので、愛用しています。(環境へのリンクは、開発用のポータルなどに用意するほうがベターですが)

(定義ファイルへの登録)
+テスト環境のURL(&U)
       第1環境|https://test1.hogehoge.com/login
       第2環境|https://test2.hogehoge.com/login
..

(動作イメージ)

テスト環境へのログイン

デスクトップの付箋紙アプリにテスト用のIDとパスワードを貼りつけて、いちいちコピペをしている人はいませんか?ペースターにIDとPWを登録しておけば「IDをペースト+タブ+PWをペースト」といったことが簡単にできます。

(定義ファイルへの登録)
+ID(&I)
       ID(1)|id01[!K "TAB"]pw01[!K "TAB"]
       ID(2)|id02[!K "TAB"]pw02[!K "TAB"]
..
 

フォームへの定型入力

前項のテスト環境へのログインの例をみればわかるように、ペースターでは「ペースト」だけでなく、タブのようなキーも入力することができます。ログインの例を応用すると、入力フォームへの定型入力も可能です。(ここは、SeleniumやiMacroといったツールを活用したほうがよいとは思いますが、簡単なものであれば可能かと。)

バグレポートの定型入力

バグレポートやコメントに定型フォーマットが決まっていることはありませんか?「□YYYY/MM/DD なまえ テーマ名」を記入するとか。ペースターは日付の自動取得もできるため、このような入力も可能です。

(定義ファイルへの登録)
+日付・時刻(&d)
       (例) 1997/10/3     >-> | [Y1]/[T1]/[D1]
       (例) 20060413      >-> | [Y1][T2][D2]_
       (例)□ 10/3 なまえ          >-> | □[T1]/[D1] なまえ
..

(動作イメージ)


このように、シンプルかつ強力なツールなので、アイデアしだいでさまざまな応用が可能です。

吹出し付きのスクリーンキャプチャを効率よく取得する方法

WEBシステム開発の現場では、仕様を伝えたり、バグの連絡をするために

  • スクリーンキャプチャを取得
  • スクリーンキャプチャに吹出しを追加
  • メールで送信(BTSに登録)
といった作業をする機会が多いと思います。

身の回りでは、Excelに貼りつけて、Excelファイルで送付されるケースが多いようです。

メールの添付の場合にはそれほど困らないのですが、バグトラッキングシステムに添付された場合、ブラウザからダウンロードしてExcelを開くというのは面倒です。画像ファイルでとして添付していれば、リンクをクリック→ブラウザで表示することができます。

そこで、スクリーンキャプチャを取得し、コメントを追加した上で、画像で保存するという一連の作業を効率化する方法を考えます。

アイデア1:Fireshotを使用する

IE、Firefox、Chromeなどさまざまなブラウザで画像キャプチャを取得することができる。Fireshotというプラグインがあります。このプラグインを使用すると、スクリーンキャプチャだけでなく、エディタ機能で吹出しやコメントを追記することが可能です。
機能としては問題ないのですが、日本語の入力がうまくできないという致命的な欠点があります(日本語テキストを貼り付けることは可能ですが)

Fireshot

ページ全体をキャプチャできるFirefoxのアドオン「FireShot」

アイデア2:キャプチャツール⇒Excelで吹出し⇒キャプチャを自動画像保存

要件をまるっと満たすツールを見つけられなかったので、複数のツールを組み合わせる方法です。ほかのツールでも良いと思いますが、ここではキャプチャツールとして「CaptureSTAFF」、吹出しの追記には「Excel」、クリップボードの画像に「KoClip」を使用します。

まず、「CaptureSTAFF」を起動させておきます。これで、ショートカットキーでのキャプチャ取得ができるようになります。そのうえで、以下の手順で画像保存することができます。
  1. スクリーンキャプチャを取得しクリップボードにコピー
    (Shift+Ctrl+F1で矩形キャプチャ、Shift+Ctrl+F2でウィンドウキャプチャ)
  2. Excelに貼りつけて、オートシェイプを追記
  3. KoClipを起動(これでクリップボードの画像の自動保存が開始)
  4. オートシェイプを追記したExcelをスクリーンキャプチャを取得しクリップボードにコピー(Shift+Ctrl+F1)

  5. KoClipがクリップボードの画像を自動保存

    ↓このような画像が自動保存されます
KoClipの設定で、ファイル名を指定することができるので、エビデンスの取得ルールなどが決まっている場合には予め設定しておくとよいでしょう。たとえば「Mantis-00001.png」のような連番で保存することができます。

大量にある場合には、予め「Excelで吹出し」の作業までまとめて実施しておいて、最後にKoClipを起動して一気に保存するのが効率的かもしれません。

KoClip

CaptureStaff


2011年4月23日土曜日

Let'sNote付属の「プロジェクターヘルパー」で外部ディスプレイを切り替え

Let'sNoteには便利なユーティリティ類が、ひっそりとインストールされています。Windowsの使い勝手を地味に改善してくれる「かゆいところに手が届く」ツールが多いのですが、プロモーションの問題で気づいているユーザは少ないのではないでしょうか。

この中で便利なのが「プロジェクターヘルパー」です。
このツールは外部ディスプレイへの接続設定(解像度/表示位置)を記録して、簡単に切り替えることができます。

横長ディスプレイのS9の場合、接続先のモニターの解像度によってはうまく表示できず、接続にもたついている人をよく見かけます。そんなとき、このツールを使えば、2回目以降はサクっとディスプレイ設定を切り替えることができます。

日常的に複数の外部ディスプレイ/プロジェクターに接続する人にはぜひ活用をおすすめしたいツールです。



2008年10月25日土曜日

WEBアプリ開発に欠かせないツールのまとめ

Firefoxのアドオン

デザイン・レイアウト関連

  • IE Develper Toolbar
    IE版のFirebugのようなツール
  • CrenaHtml2jpg
    GUIまたはバッチでHTMLファイルをjpegに変換するツール
  • ゆなカラーピッカー
    画面上の色を取得する(取得元をWebサイトに限定するのであれば、FirefoxアドオンのColorZillaでも代用可能)
  • ものさしX
    デスクトップ上に表示するものさし(用途によっては、FirefoxアドオンのMeasureItでも代用可能)

HTMLエディタ

  • Crescent Eve
    タグ要素や属性の入力補完機能や、文法チェック機能のあるシンプルなHTMLエディタ。文法チェック機能で「閉じ忘れタグ」の検出ができるところが○。

キャプチャ

  • Capture STAFF - Light -
    連続キャプチャや周期キャプチャ、Web等のスクロールキャプチャが可能な画像キャプチャソフト

Web上で付箋を共有するツールのまとめ

複数拠点間で、カンバンを実現するために使えそうなWEBツール。

オンライン付箋サービス - lino

WhiteBoard - ToDoリスト管理やリマインダーに使う無料のライフハックツール。共有や携帯にも対応。

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